ワキガが移ることはない!遺伝によって決まるわきが体質

 

ワキガは人に移りません。

ワキガは人から人へ病気のように移ると思っている人もいますが、ワキガは親から子供へ遺伝によって決まる体質なので移ることありません。
病気のように細菌やウィルスによる病気などではなく、脇の下のアポクリン汗腺から出る汗の量がわきがの匂いの強さを決定するのです。

しかしワキガの匂いは非常に強く衣服に染み込むため服の貸し借りなどで自分に匂いが移ったように思うことがあります。ワキガは移るという間違った認識が今でもあるようですね。

ワキガの遺伝は優勢遺伝

一般的に片親がわきがだと子供には30%~50%の確率で遺伝します。また、両親ともがわきがだと80%の確率で遺伝します。結構高い数字ですよね。これはわきがが優勢遺伝であるからなのです。

優勢遺伝とは『子に受け継がれやすい遺伝子の特徴』であるということです。

例えば両親の遺伝子をAとaであるとします。Aがわきがの遺伝子で優勢の遺伝子です。すると子供の遺伝子はAA、Aa、aaの3通りが考えられますよね。Aとaの影響が等しければ、AaはAとaの遺伝子特徴を平等に受け継いで中間の特徴になりそうな ものですがワキガのA遺伝子の方が優勢遺伝子なのでAの特徴が子供に色濃く受け継がれるのです。これが優勢遺伝です。

実際は両親によって遺伝しやすさは違う

遺伝しやすいのなら片親がワキガだと子供がワキガになる確率は50%以上になるんじゃないかと思われるかもしれません。確かにその通りなのですがワキガになるかどうかを決定する遺伝子はいくつかあり、親同士の遺伝子の相性なども関係してきます。
つまり、親の組み合わせによってワキガの遺伝しやすさは変わってくるため一概に必ず何%の確率とは言えないのですが、平均すると30%~50%の確率で遺伝すると言えますね。

ただ、両親ともにワキガ体質の場合はアポクリン汗腺に対する遺伝傾向が両親で似ているので子供がワキガになる確率は非常に高くなることは変わりません。

ワキガはいつから発症する?

ワキガは第二次性徴の時期である思春期以降に匂いだします。女性の場合だと女性ホルモンの影響により年齢によってワキガ臭の強さが変化することもありますがアポクリン汗腺がある限りワキガ臭がなくなることはありません。
思春期を迎える前にワキガであるかどうか知りたい時は耳垢が湿っている事が1つの目安となります。アポクリン汗腺は耳の中にも存在しており、耳のアポクリン汗腺が多い人は脇のアポクリン汗腺も多い傾向にあります。耳垢がネバネバしていたり風呂上がりでもないのに湿っていると将来ワキガになる可能性は高いと言えますね。